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実績の基準価額を時系列で確認する


今現在、金融不安が厳しい状況にあるので、これまで以上に
金融商品の対するチェックを厳しく行う必要があります。



ですので、RC分類値動きの幅をおおよその見当をつけたら、
実際にそのファンドの過去の運用成績をチェックします。



運用実績をチェックする場合、多くの方が、過去の基準価額
の騰落率を参考にされえることとおもいます。よく雑誌など
の特集で掲載されている過去1年、過去3年の騰落率です。



しかし、この数字だけでそのファンドの運用実績の良し悪し
を判断するのはかなり無理があります。



といいますのも過去の騰落率は、あくまでも現時点から1年前、
3年前に遡り基準価額がどの程度値上がりしたのかが分るとい
ったことに過ぎないからです。



以下の通り、極端な例を挙げて解説させていただきます。



ファンドの基準価額は1年前から半年前にかけて1万円から1万
5000円まで値上がりしたとします。その後に基準価額は下落
し、最終的に1万2000円に落ち着きました。


このファンドの過去1年の騰落率は20%プラスになります。


過去1年間で20%も値上がりしたのだから、上手に運用された
ファンドだと思うと思われるかもしれません。確かに1年前の
基準価額から判断すれば20%もの値上がり率になります。



でも、このファンドは半年前から現時点にかけて、1万5000円
から1万2000円まで値下がりしているのです。



値下がり率は20%にも達していますので、このファンドの運用
が成功しているとは到底いえないと思います。これが、騰落率
のみでファンドの運用実績を判断することの限界です。



過去1年前、3年前の基準価額の値動きと比べて、現時点の基準
価額がどの程度値上がりまた値下がりしたのかをチェックする
ことはできても、その間にどのような値動きをしたのかまでは
見えてきませんので完璧ではないわけです。



そこで、過去の運用実績をチェックする場合は、騰落率の数字
にのみに頼るのではなく、あくまでも過去の基準価額の値動き
をみることをおススメします。



そうすれば、実際にどの程度の幅で基準価額が変動するのかが、
一目瞭然です。実際に過去の値動きをチェックする場合は基準
価額の値動きをグラフで追うのが最も簡単な方法です。



グラフは各投資信託会社のホームページから、個別ファンドの
運用レポートなどを見れば、大体は掲載されています。



また、ヤフーファイナンスでは、過去の純資産残高と基準価額
のデータを、デイリーベースで掲載しております。



そして、こうした数字をエクセルなどの表計算ソフトにコピー
ペーストして自分でグラフを描いてるみると、実際にどの程度
の値動きをするのか一目で分かります。


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